沖縄面白本棚

日々の活字チュウ毒生活の本から これは面白い本!を紹介します。 このブログで紹介するジャンルは、ノンフィクションを中心にあまり有名ではないが、読むと面白い本です。もちろん沖縄本も紹介しますね。

一冊目「老後ぐらい好きにさせてよ

80代のチンペイさんが老体に鞭打って書いた本。
元気に老後を生活するための秘訣を伝授してくれる。
参考にしてみよう!






二冊目「ギャンブルだけで世界6周

あぜやんはギャンブルしない派ですが、
15年、82か国を旅したプロギャンブラーの旅が気になる。


ギャンブルだけで世界6周 (幻冬舎文庫)
プロギャンブラーのぶき
幻冬舎
2015-06-10

著者はフォトグラファーである。

本書は長年の夢であった「アフリカ人と同じ格好をして仲良くなりたい」を
叶えるためにアフリカに向かい、そこで色々な騒動に巻き込まれる面白紀行本だ。

その廻った期間は5年間、訪れた国は16カ国。

読んでいて感じるのは、著者の人見知りといいながらの
当たって砕けろ感は心地いい。

ガイドのシセには散々なめに遭う。
そのオモシロエピソードが、カメラのフタ紛失事件。
そのフタはガイドのシセが失くしたのは確か。
しかし本人はまったく探す気なし。

そこで取った行動がスゴイ!
なんと大声で泣き出したのだ!
『あんたがフタ失くした、探してくれない!え~ん!』
アフリカ人は人前で泣かれる=自分が悪者とされるのを嫌う。
だから泣いている人を見たら皆誰が悪者か探す。
そこでシセは皆に白い眼で見られることでフタを探すが見当たらず。
結局、別な所にあったが。。。。

そして、カメルーンで夢はかなった。
山奥に住むコマ族。
彼らはお尻の割れ目と前だけを葉っぱで覆う、「リアル葉っぱ族」。
一緒に行った通訳にナギはこう言った。
『服を脱いで、コマ族と同じ格好がしたい。』と伝えた。
通訳はビックリした。本気か?
通訳は長老に聞いてみると交渉。

なんと長老はそれを聞いて笑顔になり、大歓迎。
早速着替えをしていると、上は裸になったが下はさすがに地元のコマ族の
女性も気をつかってパンツをはいた上に葉っぱをかけていた。
しかし、ナギは「こんな半端なかっこうじゃイヤ」と反発。
はれて、コマ族と同じ格好で笑顔の記念撮影。

本書にはもっと沢山の面白エピソードが満載のナギ全開裸族体験旅で面白い。

下記は著者のHP
http://nagi-yoshida.com/wordpress/about-nagi-yoshida


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
アフリカ16か国で少数部族を撮り続けた“裸の美人フォトグラファー”ヨシダナギの全記録。

【目次】(「BOOK」データベースより)
エチオピア1-2009年11月→/マリー2010年9月→/ブルキナファソー2010年10月→/ジブチー2011年5月→/エチオピア2-2011年5月→/スーダンー2011年9月→/ウガンダー2011年10月→/ガーナー2011年11月→/カメルーンー2012年11月→/チャドー2012年12月→/ナミビアー2013年10月→/タンザニアー2014年4月→

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
ヨシダナギ
1986年生まれのフォトグラファー。2009年より単身でアフリカに渡り、憧れの彼らの写真を撮りはじめる。2014年にはインド北部のナガ・サドゥ“Shiva Raj Giri”に弟子入りする。現在はフォトグラファーとしてアフリカや途上国の秘境や僻地で写真を撮りながら、“アフリカ人の美しさ”や“アフリカの面白さ”を伝える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)





 

一冊目「ずんがずんが 2017初春号」

シーナマコトが企画、プロデュース雑誌。
全国のイラナイものをけとばしていく雑誌。
執筆陣は多彩で面白い。
高橋源一郎、泉 麻人、群ようこ等。

さあ、どんなものがイラナイんだろうか。




二冊目「あなたのプレゼンに「まくら」はあるか?」

著者は落語家になる前に3年間、三井物産でサラリーマンをしていた。
その経験と落語がいかに仕事に役に立つかを説いている。
さあ、落語を知ってできるビジネスマンになろう。





三冊目「この自伝・評伝がすごい」

HONZ主宰の成毛氏が自伝、評伝を取り上げている本書。

普通の自伝ではない選書を期待しよう。



この自伝・評伝がすごい!
成毛 眞
KADOKAWA / 中経出版
2017-04-20

本書は2016年5月にNHKスペシャル『天使か悪魔か 羽生善治 人工知能を探る』
の番組作りの為の取材から生まれた、羽生善治名人の分かり易い言葉でのレポートと
担当ディレクター中井氏の解説で、人工知能の今後に迫っている。

本書で気になる2点を紹介。

一つ目は、セカンドオピニオンとしての人口知能。
この考えには納得する。
医療の世界では担当医師の判断だけではなく、他の医師の意見も
聞いて患者がその手術なり治療なりを理解して臨むのがいい。
その場面でビッグデータを持った人工知能が過去の手術例とか
最も最善の方法を導きだすのは、得意分野かもしれない。

もちろん、その為の法整備も必要だろうし、機械より人間が感情的な
面では安心するというデメリットもあるが。

二つ目は、将棋の世界では人工知能が人間を超えるかという疑問。
人間は一つの局面で平均80通りの指し手があるという。
棋士が対局中に局面を読む流れとして、「直観」、「読み」、「大局観」と
なる。
その中で経験が一番左右するのは、大局観。

一方、人工知能は、100万局、3000万手のビッグデータを
屈指して攻めてくるので、その量とスピードでは負けます。
そんな中でいかに勝つかが課題ですが、果たして今後はどうなるのか。


最後に、人工知能のロボット社会がきて、社会に導入されていくときに、
そのデータで問題ないのか、人間に危害を加えないのかが心配になってくる。
その検証するにあたって、人工知能が得意とするところ、苦手とするところを
把握する必要がある

そういう時に、将棋ソフトと棋士の対局は未来の人工知能社会の
模擬実験的になっているのではないかと、羽生氏は唱える。


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
二〇一六年三月、人工知能の囲碁プログラム「アルファ碁」が世界ランクの棋士を破った。羽生善治は、その勝利の要因を、「人工知能が、人間と同じ“引き算”の思考を始めた」とする。もはや人間は人工知能に勝てないのか。しかし、そもそも勝たなくてはいけないのかー。天才棋士が人工知能と真正面から向き合い、その核心に迫る、“人工知能本”の決定版。

【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 人工知能が人間に追いついたー「引き算」の思考(アルファ碁の衝撃/デミス・ハサビスとの対話 ほか)/第2章 人間にあって、人工知能にないものー「美意識」(ロボットは、見知らぬ家でコーヒーを淹れられるか/棋士は何手先まで読めるのか ほか)/第3章 人に寄り添う人工知能ー感情、倫理、創造性(人工知能は「接待」できるのか/孫正義が掲げるヴィジョン ほか)/第4章 「なんでもできる」人工知能は作れるかー汎用性と言語(人工知能は三つに分かれる/「フレーム問題」を考える ほか)/第5章 人工知能といかにつき合えばいいのか(二〇〇七年の発言/一〇〇億の人間と一〇〇億のロボットが共存する社会 ほか)

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
羽生善治(ハブヨシハル)
1970年生まれ。将棋棋士。1985年に史上3人目の中学生棋士となる。1996年には竜王、名人ほか7つのタイトルすべてを獲得し、話題を集めた。2008年には、永世名人(十九世名人)の資格を獲得し、王位・王座・棋聖のタイトルを保持(2017年2月現在)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)






 

宮古島では「ヤギ」のことを方言でピンザという。

本書はそのピンザの乳でチーズを作るという夢を追い続けた男たちの
熱い物語。

と書いてしまうと実話のように感じるが、
これは著者の空想であるが、実際に沖縄本島産のチーズはあるらしい。
下のHPを参照すると分かります。

主人公である涼介はあることを探しに水道工事のアルバイトで
安布里島に来た。
そのアルバイトで知り合った2人とはあまり口を聞かない涼介。
社交的な立川。
鼻にピアスをして見た目にバンド活動をしてそうなカオル。
この3人が島の男達と色んな騒動に巻き込まれながら、どうにかバイトの
最終目的である水道工事は終わった。

しかし、涼介は帰らない。
ある目的があってこの島にやってきたので、それを確かめるまでは帰れないのだ。
一方、残りの2人も涼介が気になり帰らない。

そんな3人に親切に家に泊めてくれたのが、今回の物語のキーマン、
ハシさんこと橋田宗一という人物。
まさに涼介が探していた男。

そこから物語が動く。
『ヤギ』のチーズを過去に造って失敗したハシさんの話を聞いた涼介は
自分がその夢を再現したいと言い出す。

果たして、涼介の夢は再現できるのだろうか?
その結果は読んでの御楽しみということで。

本書では、ところ所に拝所の話とか、島の風習で祝い事に「ヤギ」を食べる
習慣があることで、この島がどこであるのかが分かる。

宮古島には行ったことがないが、たぶんこの本に書いてある場所の
雰囲気がある島なんだろうなあ。
機会があれば行って見たいとおもう本書。


参考HP(島の本棚より)

http://atalas.ti-da.net/c343718_2.html


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
アルバイトで南の島を訪れた涼介は、「ピンザ」と呼ばれるヤギの乳でチーズをつくる夢を追い始める。だが、その挑戦は島のタブーにふれ、男衆の怒りを買ってしまうー。敗北感にまみれたひとりの青年が、悪戦苦闘の果てに生存への突破口を見いだしていく、感動の力作長編!

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
ドリアン助川(ドリアンスケガワ)
1962年、東京都生まれ。詩人・作家・道化師。早稲田大学第一文学部東洋哲学科卒。放送作家等を経て、1990年「叫ぶ詩人の会」を結成、話題に。1995年から2000年までラジオ深夜放送のパーソナリティーを務め伝説的な人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)




([と]1-3)ピンザの島 (ポプラ文庫)
ドリアン助川
ポプラ社
2016-06-03

 

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