沖縄面白本棚

日々の活字チュウ毒生活の本から これは面白い本!を紹介します。 このブログで紹介するジャンルは、ノンフィクションを中心にあまり有名ではないが、読むと面白い本です。もちろん沖縄本も紹介しますね。

2016年10月

一冊目「47都道府県女ひとりで行ってみよう」

先日のブクブク交換のプレゼント本で頂戴した本。
女一人での旅ってどんなところ行くのだろうねえ。
4年間で47都道府県をふらりと廻ってしまう行動力は凄いし、
自分で行ったことない場所に行っている著者が羨ましい。






二冊目「医者とはどういう職業か」

医者は皆から尊敬されている職業だと思うが果たして現状はいかに。
医者を目指す医学部学生はどこまで医師の現況を知っているのだろうか?
本書はその医師の現状を知る上で必要な本なのか内容を期待したい。






三冊目「国のために死ねるか」 

著者は海上自衛隊の特殊部隊である「特別警備隊」の創設に関わっていた経験が
この本に活かされているらしい。

お国の為に死ねるかというタイトルはインパクトがある。



 

29日のブクブク交換で紹介した本。

本書で紹介している本の総数。123冊

著者は偶然みつけた面白本を読み終える事をこう表現している。
「毎日寝しなに少しずつ読んでいくヨロコビは、例えると、
好きな酒をチビチビ飲んでいくのに似ている」

著者は、小学校6年の時に読んだ、「さまよえる湖」に感銘して冒険本を読みだした。
実際にその場所へも探検隊に参加して見てきた。
1988年、「日中共同楼蘭探検隊」に参加して遺跡を観に行った。

西表島を舞台にした小説「ぱいかじちるだい作戦」の取材の話。
会社が倒産して、妻にも去られ、気分が落ち込んが男が西表島で流浪生活をする物語。

その取材で、著者はモデルに近い人を見つけた。
30代の元サラリーマンの男性。
退職金50万円を持って、浮浪生活。
流木を集めて、簡易テントを作り、自然を十分満喫した南島浮浪生活。
快適だろうなあ。

本書から二冊紹介しよう。

一冊目。(「ロストワールドをめざして(南米ロライマ山登攀記」:へイミシュ・マキニス著)
著者いわく、10年に一冊の面白密林冒険物語。
場所はブラジルとベネズエラの国境付近のギアナ高地のロライマ山。
(標高2810m)
探検隊は毒蛇、毒蜘蛛がいる山を登っていくが、度重なるトラブルにより、
ポーターは集団で逃げ、病人が続出、それでも最後のアタック隊が
が垂直の壁に何日もかけて登っていくが。。。。
その後の展開は本を読んでくれ的に書いていない。

二冊目。(アマゾン河(神田錬蔵))
著者の造語である、「現場読み」の意味について書いてある。
現場読みとは、現地行って、その場所の事がかいてある、面白い本を読むこと。

そんな現場読みで面白い本。
著者は医者として1963年から7年間、アマゾンで生活した体験を書いている。
最大12mにもなる、蛇、アナコンダは馬を呑みこむシーンを書いた箇所は
迫力がある。

最後に、「成田空港で外国人が浴衣タイプに寝巻を着て、スリッパを履いていた」
お話しですが、思わず笑ってしまうし、そんな恰好で本当に飛行機に
乗ることができたのかが心配なお話し。



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私は毎日、ノンフィクション書評サイト「HONZ」をチェックしている。

そのサイトに毎週おすすめのニュースを成毛氏がフェイスブックで紹介する
「今週のニュースはこれを読め」がある。
その内容に関心するのは、その視点とコメントである。

逆張り発想という、人が注目しているところではない、
逆の面を見ているのが正直に面白いし、ある時は笑える。

本書でも、その性格が遺憾なく発揮されて興味ぶかい。

では、全ては紹介できないので、気になった個所を
簡単に紹介しよう。

①青木まりこ現象の対策を本屋は行うべきである。

本好きな方は聞いたことがあると思う。「青木まりこ現象」
本屋に行くと便意を催すことを、以前、1985年に本の雑誌の読者
投稿者「青木まりこ」さんが書いて話題になったかららしい。
本当に便意を催すから人それぞれだろうが。

著者は提案している。トイレの前にロッカーを用意して、今手元に
ある本を入れるものを用意してほしいと。会計前の本は盗難予防で
トイレに持ち込めないから。

②又吉の「火花」の次は「SF」が来る!

この話題は芥川賞の火花で書店は潤ったが、その後に来るのは
SFではないかという予想であるらしい。

SFファンはご存じの作家の名前がズラリ。
アシモフ、ハイライン、アーサー・C・クラーク、グレッグ・イーガン。
そして日本では、星新一、瀬名秀明、円城塔。

なぜ来ると予想しているかと言うと、今の新しい技術、
例えば、スマホ、人工知能、自動運転自動車、ドローンなどがある。
その技術を経営している若い経営者が読んでいる本が
古典的なSFらしい。
果たして、著者の予想する「SF」の時代は来るのだろうか、
期待したいところだ。

③医者選びは普段から。

急に本の話題から、健康の話題であるが、著者は現在61歳。(1955年生まれ)
健康には気を使って、3か所の病院の人間ドッグを順繰りに巡っているらしい。
その一つが「国立がん研究センター」。
最新の医療機器を使った施設でがんの早期発見をしてくれ、
さらにがんの研究にも役にたつことで気に入っているらしい。

実は、私も5年前に「国立がん研究センター」で人間ドックを受診した経験がある。
感想は安心できて、痛みを全くなく快適な環境。受診結果は異常なし。
ただ、受診して、5年間は協力として、毎年アンケートを書くという手間があるが、
これも今後のがん治療に協力すると思って書いていた。

最後に著者の言葉を引用しよう。

今日やりたいこと、明日やりたいことはたくさん持っておくべきだ。
私の場合はそれが読書であり、プラモデル製作であり、歌舞伎見学である。
これでは寿命が200年あっても足りない。 
子どものように興味があると、長生きできそうだ!

本書は他に、ビジネスのヒントになる内容が満載でおススメ。


【内容情報】(出版社より)
自分なりの「実利」を手にせよ! 成毛流、逆張りの「選び方」指南。最先端IT機器やアプリ、住まいの選び方から、SNS活用法、投資先、遊び場所、接待手段、人物やニュースの見分け方まで。あふれる情報に流されず、本物を見究めて手に入れるなら、世間の逆を行け。元マイクロソフト社長にしてHONZ代表が実践する、モノとアタマの片付け方とは。週刊新潮の人気連載、待望の単行本化!

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
最先端IT機器選び、投資先、接待手段、人物やニュースの見分け方まで。あふれる情報に流されず、本物を見究めて自分なりの「実利」を手にするのだ。そのためには、世間の逆を行け。成毛流「選び方」指南!週刊新潮の人気連載「逆張りの思考」、待望の単行本化。モリナガ・ヨウの好評イラストも多数掲載!

【目次】(「BOOK」データベースより)
0 逆張りの思考でいく/1 情報の取捨選択術/2 本を読むことのプラス/3 人のやらないことをやる/4 「本物」を手に入れるための方法/5 ビジネスヒントはここにある/6 さかさまに物事を見ていこう

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
成毛眞(ナルケマコト)
1955(昭和30)年北海道生れ。中央大学卒業後、自動車部品メーカーなどを経て、1986年マイクロソフト株式会社に入社。1991(平成3)年、同社代表取締役社長に就任。2000年に退社後、投資コンサルティング会社「インスパイア」を設立。現在は早稲田大学客員教授、スルガ銀行社外取締役ほか、書評サイト「HONZ」代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



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今から約340年前(安永2年、西暦1773年)、蔦屋重三郎は吉原で書店「耕書堂」を始めた。

この物語は実在の人物たちが登場する史実を元にしている歴史小説であるが、
テンポよく、語り口調が多いことで、非常に読みやすく、あっという間に読み終わってしまう。

蔦屋と聞くと、あの蔦屋書店をイメージすると思うが、重三郎は創業者ではない。
蔦屋書店の創業者である増田宗昭氏によると、祖父が事業を行っていた屋号が「蔦屋」であり、
本書の蔦屋重三郎にあやかって「蔦屋書店」という屋号を付けたらしい。

さて、本書で注目したいのは、
版元である「耕書堂」が吉原で始まり、知名度を上げて、さらに江戸全土に広げるために
色々な企画を企てていく重三郎の「企画力」に注目したい。

吉原遊郭のガイドブックである「吉原細見」を扱っていた重三郎は吉原での経営は
順調であるが、もっと世間をあっということを企てていた。

親戚である勇助(将来は歌麿)は美人画を描いていたが、どうもしっくりこない。
子どものころから虫が大好きだった勇助が何気なく描いた「イナゴ」が
本作の主要人物である、小兵衛の心に残った。
それを今売り出している狂歌本(社会風刺短歌本)の押絵にしようと提案。
その提案をすぐ実行に移す重三郎は速かった。
長蛇の列が店の前に出来た。

さらに大きな企画を企てた。
これは本書で最も大きな版元としての重要企画。
縁起物の草双紙(絵入り娯楽小説本)に、当時、徳川の政事(老中)を行っていた
松平定信の政策(寛政の改革、庶民だけではなく役人にも倹約)を強制して
不満が蓄積していたことを逆手にとった。

その事実を書くと首が飛ぶため、時代を過去の事と比喩して、
現政策を批判した本を出した。
絵が入ることで庶民にもわかりやすくウケた。

正月に出す縁起物の草双紙は江戸中を熱狂させた。

他に面白い企画がたくさん出てくる。

さらに、現代では有名な人物たちが、さり気なく登場するストーリーの
上手さには驚くし、他の作品も読みたくなる著者、谷津矢車である。

今後も注目したい。


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
江戸・吉原に生まれ、黄表紙や浮世絵の版元として次々ヒットを飛ばした蔦屋重三郎。喜多川歌麿、山東京伝らスター作家と共に、江戸の人々の心の枷を本でぶっ壊す!

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
谷津矢車(ヤツヤグルマ)

第18回歴史群像大賞優秀賞受賞者。2013年3月『洛中洛外画狂伝狩野永徳』でデビュー。歴史小説を中心に執筆、演劇の原案なども手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


蔦屋
谷津矢車
学研マーケティング
2014-03-25

 

一冊目 「奇妙な本棚」

朝から紹介するには、かなりエロい本。
著者は、女性の乳房だけを集めた写真集を出すなど、
今、気になる面白い作家。
人に見られたら恥ずかしいだろう本棚。さあどんな本に朝から
出会えるのであろうか?


奇妙な本棚 (ちくま文庫)
伴田 良輔
筑摩書房
2002-07




二冊目 「ライオンはとてつもなく不味い」

著者は幼少期から南アフリカで生活して野生動物、風景、人物を撮影しているフリーの写真家。

これまでアフリカで行き来た経験と知恵を写真と文章で表現。

タイトルが気になった。
本当にライオンは不味いのだろうか?






三冊目 「色のない島へ」

探訪記と本のタイトルにあると、つい手にとってしまいたい気分になる。
この本もその一冊。

著者は映画「レナードの朝」の著書で有名な精神科医。
そんな著者のミクロネシア探訪記とある。面白く無い訳がない。

通勤本としては乗り過ごし本候補の一つ。
さあ、どんな探訪記何だろうか楽しみ。
 


 

著者は41歳の時に、突然「脳梗塞」に襲われた。

著者自身がルポライターである。
本書は自分の「脳梗塞」をリアルに報告する前代未聞の書であるが、
なぜか深刻なんだか、楽しんでいるのが不思議と笑える感動闘病記。

まず、脳梗塞になった時の本人の体の状況をこう表現している。

言うなればそれは、魂が少し離脱してしまったというか、
他人の身体をリモコンで遠隔操作しながら動いているような、それでいて
その他人の身体の感覚は自分のものとして存在するという。 

なんだか、自分の意志が働かない身体って不思議な状態である。

視界も制限されている。
身の危険を感じる場面もある。

道路の横断歩道を渡ることも簡単ではない。
幼稚園生が習うことを思い出してほしい。
右を見て左を見て右を見て、さあ、手を挙げて横断。
これは著者はできない。

1.右を見て車が来れば目が離せなくなって凝視してしまう。

2.すかさず、左を見ると、左方向から過ぎ去っていった車をみて
 時間がかかる。

3.さらに右からも車が来てビックリする。

これを繰返していると、いつまでたっても渡れないので、まるで高齢者が
交差点を渡れない状況と似ている。

今回の脳梗塞になった原因を自分で分析している。

1「背負いこみ体質」

2「妥協下手」

3「マイルール狂」

4「ワーカホリック」

5「ケチ」

6「善意の押し付け」

この原因が本人は反省しているが、
貴方はどれくらい当てはまっているだろうか?

最後に名言。

脳梗塞は生活習慣病というよりは、「性格習慣病」。

気になる方は、本書で内容を確認してみてください。


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
41歳の時、突然の脳梗塞に襲われたルポライター。一命は取り留め、見た目は「普通」の人と同じにまで回復した。けれども外からは見えない障害の上に、次々怪現象に見舞われる。トイレの個室に老紳士が出現。会話相手の目が見られない。感情が爆発して何を見ても号泣。一体、脳で何が起きているのか?持ち前の探求心で、自身の身体を取材して見えてきた意外な事実とは?前代未聞、深刻なのに笑える感動の闘病記。

【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 どうやら脳がまずいことになったようだ/第2章 排便紳士と全裸の義母/第3章 リハビリは感動の嵐だった/第4章 リハビリ医療のポテンシャル/第5章 「小学生脳」の持ち主として暮らす/第6章 感情が暴走して止まらない/第7章 本当の地獄は退院後にあった/第8章 原因は僕自身だった/第9章 性格と身体を変えることにした/第10章 生きていくうえでの応援団を考える

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
鈴木大介(スズキダイスケ)
1973(昭和48)年千葉県生まれ。ルポライター。家出少女、貧困層の若者、詐欺集団など、社会からこぼれ落ちた人々を主な取材対象とする。またコミック『ギャングース』(原案『家のない少年たち』)ではストーリー共同制作を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)




脳が壊れた (新潮新書)
鈴木 大介
新潮社
2016-06-16

 

一冊目 「自由に生きる言葉」

今、radikoのbarakan Beatのボブディランの曲を聴きながら、このブログを書いている。
ノーベル文学賞にボブデュランが受賞した。すごいことだ。
なぜ、文学賞に音楽のアーティストが受賞したのか?
その疑問を解くために、本書を読みたいと手に取った。
さあ、ボブディランってどんな詩を書いているのか楽しみ。


ボブ ディラン
イーストプレス
2007-03

自由に生きる言葉











二冊目 「お墓の大問題」 

今、空き家問題が話題になっているが、少子高齢化で
空き家と共に問題になるので、お墓の問題。
著者は、葬儀、お墓コンサルタントをしている。

誰にでも起こり得るお墓の問題を著者はどんなアドバイスをしてくれるのか?
気になる新書。


お墓の大問題(小学館新書)
吉川 美津子
小学館
2016-08-01




三冊目 「これが「買い」だ」

元マイクロソフト日本法人社長のキュレーション術を紹介した本。

著者はノンフィクションの書評サイト「HONZ」を主宰しているので、
本を読むことは娯楽と公言しているほどの、本読み。
さて、どんな話題がでるか楽しみ。



 

久しぶりに電車乗り越し本が見つかりました。

正直に話すと、1回はウッカリ本に夢中になり過ぎて降りるの忘れて乗り越し。
2回目は危なく降りる駅を確認できてギリギリ閉まるドアを免れたという本です。
危険な本ではないのですが、かなり展開が早くて読み終えるのがもったいない本。

本作の主人公は橘家小龍(たちばなやこりゅう)。本名小林博。
初めの数行から、歌舞伎町のチンピラとの乱闘シーンで、相手を右ストレートで
いつの間にか知らないうちにノックアウトという場面から夢中になった。
まるで映画のワンシーンだ。

橘家龍太郎(談志がモデル)に弟子入りできたはいいが、どうやったらいいかわからねえ。
師匠が初めにこう言った。
「こんな時代だ、落語がちょいと上手いだけで売れるわけがねえ。
己に付加価値をつけろ、落語以外の何かでマスコミに斬り込むだあ。
見事に売れてみせろ」
この言葉を聞いて小龍は考えた。何も浮かばずに、歌舞伎町でブラブラしていたら、
チンピラに絡まれた。
なんでもいいんだなあ。よっしゃ、あのチンピラをノックアウトした右拳でプロボクサーを
目指してみよう。ただ目立ちたいだけで始めた不純な動機。

これが、やがて凄い事になるとは夢にも思わなかった。

金丸ジムに入門の許可が出た。
最初はジムでも半信半疑だった視線が、小龍の真剣な行動とそのセンスに目をみはった。
「もしかしたら、化けるかもしれない」という期待感が高まった。

一方、小龍本人は規則正しい生活に慣れ、朝早くから昼間までボクシング、
夜に寄席の仕事と掛け持ちを、誰にもバレないでここまでやってこれた。
プロになったら皆に話をしようと決めていた。
あれよあれよとプロライセンスを取得して、デビュー戦。
さらに嬉しいことに、師匠がデビュー戦を二つ目の昇進と決めてくれた。

そこから、怒涛の連勝が始まっていくのですが、
その後の続きは読んでからのお楽しみにしましょう。
プロボクサーであり、落語家、そして、彼女も出来、順調の小龍にその後
どんな壁が立ちはだかるのか、ハラハラして面白いです。

この作品の解説者である、放送作家の増山実氏が書いているが、
著者の立川談四楼は談志の四番弟子。
談四楼は16歳の時に初めて談志の落語を生で聞いた。
その時の作品が「ねずみ穴」。談四楼は感動した。
その談志十八番の「ねずみ穴」は落語ファンにはよく知られている作品とかで、
かなり展開が早く、人情の機微、人生の浮き沈み、人間の強さと弱さが出ている
らしい。

そこで早速、ネットで「ねずみ穴」を聴いてみた。

展開の速さは「ファイティング寿限無」と似ている。
さらに、最後の人間愛を醸し出すところもいい。
この2つの作品を見て、本当の談四楼の本作を深く味わった気がする。


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
「売れるためには、落語以外の何かでマスコミに斬り込むンだ!」人気落語家の師匠の教えに従い“飛び道具”としてボクシングを始めた橘家小龍。過酷なトレーニングも何のその、次第にジムの面々や橘家一門も巻き込んで、本気でボクシングに打ち込んでゆく。目指すはチャンピオン!だが、その前に不敗のバンタム級王者が立ちふさがる!爽快にして痛快、青春小説の傑作。

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
立川談四楼(タテカワダンシロウ)
1951年、群馬県生まれ。70年に立川談志に入門。83年、立川流落語会第一期真打となり、同年「屈折十三年」で文壇デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



 

 

一冊目 「大人の樹木学」

「樹木医が教える、思わず人に話したくなる樹木雑学」と表紙裏に書いてある。
普段の生活で出会う樹木たちに興味を持つと、散歩とか、公園でのポケモンGOとかも
さらに楽しくなるだろうなあと、密かに内容に期待している一冊。


 大人の樹木学
大人の樹木学 (新書y)
石井 誠治
洋泉社
2013-10-05




二冊目 「脳が壊れた」

実は、この投稿を書くために下読みしていたら、
面白い内容に気がついた。

著者、自身、記者としての視点で、
自分の病気(脳梗塞)を倒れる前から、病後に至るまでを
実際に経験したことをドキュメントしている素晴らしい書。
さて、41才の彼にいったいどんな試練が待ち受けているか、
他人事ではないと思って読みたい。


脳が壊れた (新潮新書)
鈴木 大介
新潮社
2016-06-16

 

三冊目 「文庫を狙え」

書評で定評のある、著者の文庫のオススメ本。

長い期間に書き溜めた中からの文庫のみのオススメ。
果たしてどんな、文庫本と出会えるか、楽しみ。



文庫本を狙え! (ちくま文庫)
坪内 祐三
筑摩書房
2016-08-08

 

本書は、一家に一冊は必要な防災必需本である。

「特別なことをしなくていい」と書いている。
でも、地震の備えをする為に準備は必要であり、行動しないといけないと感じた。

地震が多い日本に住んでいる限り、これから起こるであろう地震に
各自で備えなければいけないと頭では分かっている。

まず、このマニュアルですぐ役立つ内容が多すぎて、ほとんど書きたいが
我が家でも、まだ準備していないグッズ編を紹介しよう。

持ち歩きグッズ(自分用)
①携帯ラジオ
②ヘッドライト
③マスク
④ウェットティッシュ
⑤ポリ袋・レジ袋
⑥帰宅支援マップ
⑦ホイッスル
⑧携帯トイレ
⑨常備薬
⑩飲料水
⑪常備食(チョコ・飴など)
⑫エマージェンシーブランケット(防寒用シート)
⑬充電式バッテリー
⑭大判ハンカチ

家においておくグッズ
①携帯ラジオ
②ランタン(ヘッドライト)
③救急セット(お薬手帳)
④革手袋
⑤ポリ袋・レジ袋
⑥新聞紙・ラップ
⑦クーラーボックス
⑧携帯トイレ
⑨常備薬(生理用品)
⑩飲料水・非常食
⑪乾電池
⑫エマージェンシーブランケット(防寒用シート)
⑬充電式バッテリー
⑭大判ハンカチ
⑮紙ふき・ウェットタオル・ウェットティシュ
⑯カセットコンロ・ボンベ
⑰通帳・印鑑・カード
⑱レインコート

最後に大事なのは、家族との災害時の連絡方法と
避難場所を事前に決めておくこと。
災害用伝言サービス(117)を活用するのがいいかもしれない。

さて、早速、我が家でも準備してみましょう。


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
特別なことはしなくていい。「イツモの暮らし」が「備え」になる、新しい防災マニュアル。グーグルやツイッターなど、各企業が防災に役立つ情報を紹介。ベストセラー『地震イツモノート』の実践版!

【目次】(「BOOK」データベースより)
1 知ることから始める防災/2 サバイバル×電気&ガス/3 サバイバル×水/4 サバイバル×キッチン/5 あの手この手を知っておく「連絡手段」/6 「家の安全」のチェックポイント/7 すぐできる家具の転倒防止/8 身のまわりのものでできる応急手当/9 本当に役立つ防災グッズ

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
寄藤文平(ヨリフジブンペイ)
1973年、長野県生まれ。グラフィックデザイナー、イラストレーター。JT広告「大人たばこ養成講座」をはじめ、広告やブックデザインに携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

地震イツモマニュアル
プラスアーツ
ポプラ社
2016-08-08

 

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