29日のブクブク交換で紹介した本。

本書で紹介している本の総数。123冊

著者は偶然みつけた面白本を読み終える事をこう表現している。
「毎日寝しなに少しずつ読んでいくヨロコビは、例えると、
好きな酒をチビチビ飲んでいくのに似ている」

著者は、小学校6年の時に読んだ、「さまよえる湖」に感銘して冒険本を読みだした。
実際にその場所へも探検隊に参加して見てきた。
1988年、「日中共同楼蘭探検隊」に参加して遺跡を観に行った。

西表島を舞台にした小説「ぱいかじちるだい作戦」の取材の話。
会社が倒産して、妻にも去られ、気分が落ち込んが男が西表島で流浪生活をする物語。

その取材で、著者はモデルに近い人を見つけた。
30代の元サラリーマンの男性。
退職金50万円を持って、浮浪生活。
流木を集めて、簡易テントを作り、自然を十分満喫した南島浮浪生活。
快適だろうなあ。

本書から二冊紹介しよう。

一冊目。(「ロストワールドをめざして(南米ロライマ山登攀記」:へイミシュ・マキニス著)
著者いわく、10年に一冊の面白密林冒険物語。
場所はブラジルとベネズエラの国境付近のギアナ高地のロライマ山。
(標高2810m)
探検隊は毒蛇、毒蜘蛛がいる山を登っていくが、度重なるトラブルにより、
ポーターは集団で逃げ、病人が続出、それでも最後のアタック隊が
が垂直の壁に何日もかけて登っていくが。。。。
その後の展開は本を読んでくれ的に書いていない。

二冊目。(アマゾン河(神田錬蔵))
著者の造語である、「現場読み」の意味について書いてある。
現場読みとは、現地行って、その場所の事がかいてある、面白い本を読むこと。

そんな現場読みで面白い本。
著者は医者として1963年から7年間、アマゾンで生活した体験を書いている。
最大12mにもなる、蛇、アナコンダは馬を呑みこむシーンを書いた箇所は
迫力がある。

最後に、「成田空港で外国人が浴衣タイプに寝巻を着て、スリッパを履いていた」
お話しですが、思わず笑ってしまうし、そんな恰好で本当に飛行機に
乗ることができたのかが心配なお話し。



 

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